インターンに半年参加してみて
インターンに半年参加して気づかされたこと、見えてきた課題などを振り返りました。
この記事は ギフティ Advent Calendar 2024 の23日目の記事です。
目次
はじめに
こんにちは、おでんです。
夏気分が正直抜けていないのですが、ヒートテックに腕を通す自分を見るとなんとも言えない気持ちになります。
FBCを卒業してから就職活動を行い、内定をいただいた会社のインターンに参加させていただいています。
参加してから早いもので半年経過したということで、気づかされたことや課題に感じたこと、そこに対しての向き合い方を書いていきます。
気づかされたこと
気づかされることは多々あるのですが、ここでは2つに絞って書いていきます。
以下の2点がかなり印象的で、ハッとさせられたことでした。
- わからない状態をハンドリングするということ
- 無力感を負い目に感じなくていいのではということ
わからない状態をハンドリングすること
業務をこなしていく中で多々「わからない状態」に遭遇していました。
その中でもすぐに抜け出せるものと、なかなか抜け出せないものがありました。後者のわからない & なかなか抜け出せない状態では、かけた時間に対して進捗が出ないという問題がありました。
そこで「わからない状態」を分解してみると以下のようなパターンが見えてきました。
- 技術的な知識不足起因のわからない
- ドメイン知識不足起因のわからない
- その両方
また、詰まったものを洗い出し分類分けをしたところ、以下のような状態になっていました。
- 抜け出せる「わからない状態」
- 調べてわかるレベルの技術的な知識不足
- 抜け出せない「わからない状態」
- 調べてもわからないレベルの技術的な知識不足
- ドメイン知識不足
これを解決するために、手が止まった際には「今自分が上記のどこに当てはまっているのか」ということを考え、以下のような行動を取るようにしています。
- 抜け出せる「わからない状態」
- 調べてわかるレベルの技術的な知識不足 => 自分で調べて解決を目指す
- 抜け出せない「わからない状態」
- 調べてもわからないレベルの技術的な知識不足 => 自分で調べ、わからない箇所を相談
- ドメイン知識不足 => 相談
このように「わからない状態」に対して自分なりの分岐を持つことで、この状態をハンドリングできるようになり、焦るということが格段に減ったと感じています。
無力感を負い目に感じなくていいのでは?ということ
自分はチームに参加してから、周りの方よりも全くチームの力になれている気がせず、日々申し訳なさが募っていていました。
そんな中気持ちを先輩の方に相談してみたところ、その無力感=悪と捉える必要はないのでは?という言葉をかけていただきました。その心としては以下のようなループが生まれているのではというものでした。
- 無力感を感じる
- 払拭するためにスキルアップを図る
- 少しできるようになる
- 無力感を感じる
無力感のみにフォーカスしていた自分には、それによって生まれている何かに対しての見方がなかったので、かなりハッとさせられました。
課題に感じていること
これも数えきれないくらいありますが、ここでは技術面と非技術面にわけて書きます。
技術面においては「深く理解すること」という課題があります。 非技術面においては「遠慮をしないこと」という課題が見えてきています。
深く理解すること
迅速に解決しなければという思いから表層の解決策を講じて、本質の理解をせずにその場を潜り抜けてしまうという自体が多々あります。結果、似た構造の問題が起きた際に1から対応していかなければいけなく、最終的に時間がかかってしまうという事態が何度かありました。
最近読んだ「世界一流エンジニアの思考法」という本でも以下のような一説がありました。
「早くできるように頑張る」ということが最終的な生産性をむしろ下げていた。
また実際にペアプロをしていただく際に、先輩の姿を見ていると深い理解を怠らない場面をかなり見かけます。
なのでこれからは理解に時間をかけ、その問題がどういう構造でどういう背景を持っているのということまで含めて理解することに努めていきたいと思います。
遠慮はしないこと
配慮はするが、遠慮はしない 星野 仙一
友人が教えてくれたこの言葉に自分はかなりハッとさせられました。どうしても自分は配慮をしすぎてしまう性格でありMTGが終わった後も「あれ言えばよかったかな」や「あれは言わないほうがよかったかな」と考えてしまい一人反省会をしてしまいます。
ですがこの状態は誰も幸せにならない状況です。その議題に対して考えた上での意見であるならば言わないメリットは少ないと思っているので、迷った時には言ってしまうということを習慣化していきたいです。
まとめ
まだ半年あまりですがかなり学びポイントがあり、このような場を設けていただいていることにとても感謝しています。これからも貴重な機会で得た知見を定着させるためにも、振り返りは継続的に行っていこうと考えています。